左右のバスト大きさや形が違う女性は多いって本当?
ブラジャーをつけたときに左右でバストの大きさが違ったり、形が違ったりするのが気になっている女性は多いのではないでしょうか。
実際にはバストだけではなく手の大きさ、足のサイズ、脚や腕の長さなど、ほとんどの方が左右に違いがあります。
では、左右のバストの大きさや形の違いがあるのは何が原因なのでしょうか。
バストの左右で違いがでる原因とは?
もともと人間の体は左右非対称にできているのですが、生まれつきのものだけではなく、日常生活で体を動かすときの癖やパターンなどの生活習慣によって、左右に差ができてしまうことがあります。
体は大切な箇所を守るように働くため、生きていくためにもっとも大切な臓器である心臓を守るように、多くの女性の左側のバストが大きくなるという傾向があります。
人は左右どちらかの利き手があるため、無意識のうちに利き手ばかりを使うことが多く、毎日の積み重ねによって左右の筋肉のつき方に違いがでてきてしまいます。
日常的にスポーツをしている方で、左右どちらかだけを使うスポーツの場合は特に筋肉のつき方に大きな違いが出るため、バストの大きさや形に影響してしまいます。
荷物を持つときなど、いつも同じ片側だけにバッグを持ったり肩にかけて負荷をかけ続けてしまうと片側だけに負担がかかり、徐々に体の軸が崩れて歪みができてしまいます。
また、現代人に多い、スマホやパソコンを使用するときの前かがみの姿勢や、椅子に座った時に足を組む癖がある方など、姿勢の悪さも骨盤が歪んで体の軸の歪みにつながり、左右のバストの大きさや形に大きく影響してしまいます。
左右のバストの大きさや形が違う方のバストケアとは?
左右の筋肉のつき方の違い、体や骨盤の歪みなどによって左右のバストの大きさや形の違いが起きてしまった場合、できるだけ左右の差ができないように大きさを近づけることは可能です。
毎日少しずつでいいので左右対称に近づけるためのバストケアをしていきましょう。
利き手と反対側を使う
無意識でよく使ってしまう利き手側のバストは小さくなってしまいがちなので、利き手と反対側の手を意識して使うことで、これ以上バストが小さくなることを防ぎます。
左右のバストのバランスがとれてきたら、右手・左手をバランスよく使うように心がけることで、体や骨盤の歪みも予防することができます。
小さい方のバストをマッサージする
バストから周りの背中や脇、二の腕など他の場所に流れてしまった脂肪を、本来あるべき場所に戻すように手の平を添えてマッサージし、崩れてしまったバストの形を整えていきます。
20回程度が目安ですが、左右のバストのバランスがとれてきたら、反対側も同様にバストケアをすることがおすすめです。
体や骨盤のストレッチをする
歪んでしまっている体や骨盤を矯正するため、毎日のストレッチを習慣にしてみましょう。
1.仰向けに寝て両膝を立てる
2.両足をひっつけたまま、ゆっくり息を吐き出しながら肩が床から離れないようにして脚を体の右側に倒す
3.息を吸いながら元の位置へ脚を戻す
4.左側も同様に左右交互に10回ずつ行う
寝るときにナイトブラをつける
ノーブラで寝てしまうと、バストの脂肪が重力によって背中や脇、二の腕に流れてムダな肉がついてしまうだけではなく、クーパー靭帯が損傷してしまいバストのボリュームが小さくなってしまいます。
ナイトブラをつけることによって、バストの脂肪が背中や脇、二の腕に流れないようにカップに固定して正しい位置へサポートしてくれます。
ナイトブラであれば、ただ寝るときに着用するだけなので簡単にバストケアをすることができます。
まとめ
多くの女性に見られる左右のバストの大きさや形の違いはさまざまな原因がありますが、人間の体はほとんどの方が左右がまったく同じバランスということはありません。
毎日の生活の中で起こる、さまざまな左右のバランスのズレの原因を改善して、バストの左右差をできるだけ同じに近づけるようにバストケアをしていくことが大切です。
簡単にできるバストケアとしては、ナイトブラを寝るときに着用することで脇や背中に流れてしまったバストの肉を正しい位置に固定することです。毎日きちんと着用することで左右のバストのバランスがよくなる効果が期待できます。