大豆イソフラボンでバストアップはできるの?
日本人女性の多くのバストは、10%が乳腺で他の90%は脂肪により形成されています。バストが成長するのは10歳前後で、バストの大きさは遺伝的なものもありますが、女性ホルモンの分泌量が増えることによって乳腺を発達させて脂肪がつきバストを美しく豊かに育てます。
バストアップをしたい!という女性も、女性らしい体をつくる働きがある女性ホルモンの分泌量は、年齢とともに減少していき乳腺も委縮していきます。そのため、年齢とともにバストが徐々に垂れてきたり、ハリがなくなってきたりします。
女性の身体に影響する女性ホルモンとは?
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、髪にツヤを与えたり、肌の潤いやハリを保ったり、ハリのある乳房にするなど女性らしい体を作るのがエストロゲンです。
女性ホルモンは加齢やストレスの影響を受けやすく、減少したりバランスが乱れたりします。
年齢を重ねていくことによる女性ホルモンの分泌量の減少は避けることができませんが、女性ホルモンのバランスを整えてゆっくり減衰するようにしていくことはできます。
エストロゲンの分泌量が減少してしまうと、体に不調が出てきてしまったり、肌のハリも衰えてしまうなどバストのハリもなくなっていきます。
エストロゲンと似た働きをする「大豆イソフラボン」とは?
大豆イソフラボンは「酸素」「水素」といった自然界に存在するさまざまな化学成分が集まってできており、女性ホルモンの1つであるエストロゲンと化学構造がよく似ている働きをすると言われています。
そのため、大豆イソフラボンを摂ることで、年齢を重ねるとともに減少してしまうエストロゲンと同じような効果を期待することができるのです。
ただし、イソフラボンの1日あたりの摂取量の目安は50mg〜60mgが望ましく、多く摂り過ぎてもダメです。
- 豆乳…1日コップ1杯(200 ml)程度
- 納豆…1パック(約35mg)
- 豆腐…150g(約40mg)
過剰にイソフラボンを摂取すると、女性ホルモンのバランスを崩してしまったり副作用が出てくる可能性があるため注意しましょう。
バストアップにはタンパク質が豊富な豆乳がおすすめ!
豆乳にはエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンだけではなく、主成分が植物性タンパク質ということもあり体を作るために必要な栄養素であるタンパク質が豊富に含まれています。
バストの土台になる筋肉や皮膚なども、すべてがタンパク質でできているのでバストアップにも欠かせない栄養素と言え、さらに低脂肪・低カロリーなので女性にはぴったりのタンパク質の摂取方法です。
そして、バストアップをするためのタンパク質を合成するのに欠かせないのがアミノ酸です。そのなかでもアルギニン、リジン、オルニチンは成長ホルモンに働きかけてバストアップを促進してくれます。
豆乳などの大豆製品には、アルギニンとリジンが多く含まれているので、大豆イソフラボンだけではなくアミノ酸まで摂ることができます。