理想的なトップバストの位置ってどこ?
「自分のバストの位置ってどこだろう?」バストトップの位置が下がっているのか正しい位置にあるのかと意識したことはありますか?
バストの正しい位置は、鎖骨と鎖骨の中間地点と両方のバストトップを結んだ線が、正三角形になっていることが基準となります。
理想的な美しいバストを保つために、まずは今の自分のバストトップの位置を全身を映すことができる鏡で確かめてみましょう。
バストトップの位置が低かった場合、鎖骨と鎖骨の中間地点とバストトップを結んだ線が、二等辺三角形になっています。
しかし、ここで仕方がないと諦めずにバストケアをしていくことで、今よりもバストの位置を修正していくことができます。
バストトップの位置が低い原因とは?
バストトップの位置を全身が映る鏡で確認してみたときにバストトップの位置が下がっている方は、バストケアなどの対策をせずにそのまま放置していると、どんどんバストトップの位置が下がっていく可能性があります。
では、バストトップの位置が下がってしまう原因とはなんでしょうか。
スマホやパソコンを使う時間が長い方やデスクワークの方ほど姿勢が悪く、猫背や肩が内側に入りこんでしまう巻き込み肩になりやすく、特にスマホが普及したことによって首が正常な位置より前に出てしまっている「スマホ首」になる方が増えています。
姿勢が悪くなることによって血流やリンパの流れが悪くなると体に必要な栄養が行きわたらなくなると、バストの土台となる大胸筋が衰えてしまうためバストの位置が下がってしまいます。
ずっと同じ姿勢にならないように、時間を決めて休憩を入れるようにして、ストレッチなどで筋肉をほぐすことで血流やリンパの流れがよくなります。
昼間や夜寝るときにノーブラで過ごしていると、バストが正しい位置に固定されていないことで重力に負けてしまいます。
このときに胸全体を包み込むように張り巡らされいる、胸を乳腺や脂肪を吊り上げるように支えているクーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、バストの位置が下がってしまいます。
クーパー靭帯は1度伸びたり切れたりすると治すことができません。
昼間は上からの重力からバストを支えることができるように昼間用のブラジャーでバストを支えて守り、夜寝るときには横にバストが流れないようにナイトブラをつけて正しい位置にバストを固定するようにしましょう。
妊娠してから赤ちゃんに授乳ができるように、女性ホルモンの分泌量が増加して、ほとんどの妊婦さんの乳腺は発達して通常よりもバストが2カップ程度大きくなります。
そして、授乳期間を終えると女性ホルモンの分泌量が低下することでバストサイズが一気に小さくなります。このときの急激なバストの大きさの変化は皮膚が伸びてしまったりクーパー靭帯が伸びてしまったりする原因になり、バストの位置が下がってしまいます。
夜寝るときにはナイトブラをつけてバストの脂肪が脇や背中に流れるのを防いだり、バストマッサージ、大胸筋を鍛えたりなど、子育てで大変で時間がなかなかとれないこともあるので、まずはできることから試してみましょう。
女性は20代以降、年齢を重ねていくとともに女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量がどんどん減少していきます。
年齢とともにエストロゲンが減少していくと乳腺も委縮していきます。そのため、年齢とともにバストが徐々に下がったり、ハリがなくなってきたりします。
大豆製品やサプリメントなどで大豆イソフラボンを摂ることで、年齢を重ねるとともに減少してしまうエストロゲンと同じような効果を期待することができます。
また、バストを支える大胸筋を鍛えたり、血液やリンパの流れを良くして胸に栄養がきちんと行きわたるようにするなどのバストケアをすることで美しいバストを維持させることができます。
自分に合ったサイズのブラをつけましょう
体重や加齢による体型の変化などによって、バストサイズは日々変わります。しかし、サイズが変わっているのにそのまま合わないブラをつけていると、体に負担がかかってしまいバストの形がどんどん崩れていってしまいます。
年齢を重ねていくごとに女性の体は肉が柔らかく変化していくこともあり、体重が変わっていなくても体型が変わっていることがあります。
一年以上測っていないことに気がついたら、一度サイズをチェックしてみましょう。まずは、自分のサイズを知ることが大切です。
自分でサイズを測れないという方は、店頭で店員さんにフィッティングをしてもらえばぴったりのサイズを選ぶことができます。
まとめ
美しいバストラインはバストのハリ感や乳腺の発達具合、クーパー靭帯が切れたり伸びたりしていないかなど、さまざまな条件がそろっていることで実現されます。
姿勢や加齢、毎日の生活習慣などバストラインが崩れてしまう原因はたくさんあります。
美しいバストを維持していくためには、毎日のバストケアがだけではなく正しいサイズのブラジャーや、昼間と夜につけるブラジャーをきちんと分けることも大切です。
例えば、スポーツをするときにスポーツブラを身につけて大きな衝撃からバストを守るなど、動作に合わせたものを選ぶようにしましょう。