バストの大きさと遺伝の関係とは?

 

女性のバストの大きさは、大きすぎても小さすぎてもコンプレックスになってしまうことがあり、バストの大きさに悩みを持っている女性はたくさんいます。なかには「私のバストが小さいのは遺伝だからしょうがないよね」と自分に言い聞かせている方もいのるのではないでしょうか?

 

自分の親も姉妹も小さい方、巨乳だという方、なんとなく家族である女性がみんな大きさが同じだからといって、本当にバストの大きさは遺伝で決まるのでしょうか。

 

大きいバストと小さいバストの差はやっぱり遺伝?

そもそもバストとはどのように構成されているのか知っていますか?バストは主に「乳腺」「脂肪」「筋肉」からできているのですが、バストの大きさに関わってくるのは「乳腺」です。

 

乳腺が一番発達する10代の頃に脂肪がつけばバストが大きくなり、あまりつかなければ大きくなりません。つまり、バストが大きい女性と一緒に乳腺が発達する時期を同じ生活をしていると、自然とバストにいい生活をすることになり、乳腺に脂肪がつきやすくなります。

 

では、遺伝ではなくバストが大きくならない生活とはどのようなものでしょうか。

・不規則で偏った食生活
・サイズの合わない下着をつけている
・姿勢の悪さで血行やリンパの流れが滞る
・冷え性
・ホルモンバランスが乱れている

 

このようなことが原因で血流が悪くなると、バストを構成するために必要なコラーゲンをつくるために必要な栄養が足りず、乳腺に脂肪がつきにくくなり、バストのハリやさわり心地が大きく変わってしまいます。

 

バストの大きさは遺伝的な要素もあるとも言われますが、実際のところ毎日の生活習慣が大きく関係していると考えられています。

 

乳腺が一番発達しやすい10代の頃はもちろんのこと、どの年代の女性もバストを成長させるために必要な栄養を意識的に摂ることが大切です。
生活習慣を改善することによって血流をよくして栄養をバストに行きわたらせることで、バストへいい影響を与えることができます。

 

キレイなバストでいるために必要なバストケアとは?

大きなバストの方も小さなバストの方も、大きさだけではなくバストの形も気になりますよね?
年齢を重ねいくとコラーゲンの減少もあり、バストの脂肪がやわらかくなってハリが失われていきバストの形が崩れたりします。

 

そのため、バストの乳腺の発達時期を過ぎてからは美しいバストを維持させるために、バストを支える大胸筋を鍛えたり、血液やリンパの流れを良くして胸に栄養がきちんと行きわたるようにするなどのバストケアをしましょう。

 

@適度な運動やストレッチで筋肉をほぐす
Aリンパマッサージをする
B大胸筋を鍛える
Cクーパー靭帯を守る
Dナイトブラをつける など

 

 

簡単にできる「合掌のポーズ」で筋トレ

 


1.胸の前で両手を合掌します。肘から先が地面と水平になるようにしましょう。
2.ぐっと両手を強く押し合わせ、その状態を10秒間キープしてください。
3.両手を押し合う力を抜き息を吐きながら、ゆっくり腕を前に伸ばしていきます。
4.腕を胸の前に戻して、1〜3を10回ほど繰り返しましょう。

 

 

クーパー靭帯を守る

 

クーパー靭帯は乳腺と筋肉や皮膚などをつなげるコラーゲン組織で、伸びたり切れたりなど一度損傷してしまうと二度と元に戻ることはなく、バストの下垂につながると言われています。
バストの形をキレイに維持するためには、昼間は昼用のブラジャー、夜はナイトブラをつけることでクーパー靭帯を守ることが重要になってきます。

 

 

寝るときにナイトブラをつけて重力からバストを守る

 

ノーブラで寝てしまうと、バストの脂肪が重力によって背中や脇、二の腕に流れてムダな肉がついてしまうだけではなく、クーパー靭帯が損傷してしまいバストのボリュームがより小さくなってしまいます。
ナイトブラをつけることによって、バストの脂肪が背中や脇、二の腕に流れないようにカップに固定してサポートしてくれてるのでバストの形をキレイに保つことが期待できます。

 

まとめ

バストの大きさや形を維持していくためには、生活習慣、食事、ストレスなどが大きな原因になることがあるため、毎日の生活をきちんと見直してみましょう。
日頃からきちんとバストケアをしておくことで、実年齢よりも若く見えるハリのあるバストを維持していくことが期待できます。