「ワイヤー入りブラ」と「ノンワイヤーブラ」どっちがいいの?

たくさんの種類があるブラジャーのなかでも、これまではワイヤー入りのブラがほとんどだったものが、最近は、ワイヤー入りのブラよりもノンワイヤーのブラを着ける方が増えてきています。

 

バストにかかる重力は日中動いているときと、睡眠中やリラックスタイムに寝ているときとではかかる方向が違っているため、きちんと重力からバストをサポートできる構造をしたブラをつけないとバストの形が崩れてしまいます。
ワイヤー入りとノンワイヤー入りのブラを、着用するときのシーンによって使いわけることが大切です。

 

「ワイヤ入りーブラ」と「ノンワイヤーブラ」のメリット・デメリットとは?

「ワイヤ入りーブラ」と「ノンワイヤーブラ」ですが、自分が見られたいと思う体型であったり、リラックスして過ごしたかったり、長時間の移動時であったりなど、それぞれに合わせたものを選びたいですよね。

 

どちらのブラにも選ぶときには、メリット・デメリットがあるので、どちらを選ぶか、またシーンに合わせてどう使い分けるかなど、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

ワイヤー入りブラ

ワイヤー入りのブラは日中にかかる上からの重力からバストを下から支えることで、バストを守ります。

 

◯ メリット
・キレイなバストラインができる
・おしゃれなデザインが豊富

 

× デメリット
・サイズが合わないとワイヤーが食い込んで痛い
・洗濯で手洗いをするかネットに入れないと形が変わってしまう

 

ノンワイヤーブラ

カップつきのハーフトップやキャミソールなど、ワイヤー入りよりも締めつけを感じません。以前はシンプルなものが多かったのですが最近はデザインが豊富になってきました。

 

◯ メリット
・ナチュラルなバストラインができる
・長時間つけていても窮屈じゃない

 

× デメリット
・バストメイク力が弱い
・選ぶものによってはキープ力が弱いものもあり、バストの形が崩れやすい

 

睡眠時にはナイトブラがおすすめです

日中につけるブラと睡眠中につけるブラは、重力からバストをサポートする方向が違っています。
ノーブラで寝てしまうと、バストの肉が重力によって背中や脇、二の腕に流れてムダな肉がついてしまうだけではなく、バストを重力や揺れから守ったり、胸を乳腺や脂肪を吊り上げるように支えているクーパー靭帯が損傷してしまい、バストのボリュームが小さくなったり形が崩れてしまいます。

 

寝ているときのバストの横流れを防いだり、クーパー靭帯を守る役割を持つためのナイトブラは、しっかりとバストを正しい位置に固定して補正することでバストを美しく仕上げることができます。

 

クーパー靭帯とは

 

クーパー靭帯は乳腺と筋肉や皮膚などをつなげるコラーゲン組織でできており、胸全体を包み込むように張り巡らされて胸を乳腺や脂肪を吊り上げるように支えています。
クーパー靭帯は乳腺と筋肉や皮膚などをつなげるコラーゲン組織で、伸びたり切れたりなど一度損傷してしまうと二度と元に戻ることはなく、バストトップの位置が下がったり、胸のたるみを感じます。

 

まとめ

ブラジャーの強い締めつけは長時間続いてしまうと血行が悪くなったり、リンパの流れが悪くなったりなど、体に悪影響があるため自分に合ったサイズのブラをつけるようにすることが大切です。

 

店頭で選ぶことができるならば、店員さんにサイズを測ってもらい試着をして、腕などを動かしてみて自分に合っているかどうかを確認してから購入することをおすすめします。